【複数名義を排除?】顔認証システム「AUTH thru(オースルー)」仕様・精度など徹底解説

イベント情報

ついに、STARTO ENTERTAINMENT(ジャニーズ)の現場でも、入場時に顔認証システムによる本人確認が導入されます…!
2025年12月22日に東京グローブ座で開催される「とあたく会~あわてんぼうのクリスマスパーティ~」にて、初めて顔認証による本人確認が実施されます。

「とあたく会」の詳細はこちら↓

使用されるのは、株式会社ロココの顔認証入場システム「AUTH thru(オースルー)」。
なんとこちら、嵐のラストツアー「We are ARASHI」でも使用されると発表されています。
キャパが小さいグローブ座で開催される「とあたく会」は、ドーム規模の嵐ラストツアーの予行演習ではないか?と言われています。

そこで今回は、気になる顔認証入場システム「AUTH thru(オースルー)」の仕様について、現時点で判明している内容を徹底解説します!
この記事を読めば、こんなことが分かります↓

・顔認証システムとは?AUTH thru(オースルー)の特徴は?
・複数名義の登録はバレる?複数公演の参戦は可能?
・不正がバレたら、今後の当落にも影響する?
・入場時にエラーが出たらどうなる?
・申込から当日の入場までの流れは?

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顔認証入場システム「AUTH thru(オースルー)」

開発した企業「株式会社ロココ」とは

まず、オースルーを開発した企業「株式会社ロココ」とはどんな会社なのか、簡単にまとめていきます。
https://www.rococo.co.jp/

基本情報

正式名称:株式会社ロココ
設立:1994年
上場区分:東証スタンダード市場上場のシステムインテグレーター(SIer)
拠点:大阪(本社)・東京に本社機能、その他国内外に拠点を展開
規模感:売上約71億円、従業員約700名(パート含む)

事業領域

ロココは「ココロからサービスを提供するシステムインテグレーター」を掲げ、以下のような事業を展開しています。

  • ITソリューション/システム開発
    • Webシステム・スマホアプリ開発
    • AI・RPA・クラウド(AWS/Azure など)を使ったソリューション
  • ITアウトソーシング・BPO
    • ヘルプデスク、コールセンター、キッティングなど運用系サービス
  • HRソリューション(人事・勤怠)
    • 勤怠管理システム「RocoTime」やタレントマネジメント、目標管理などの自社パッケージ
  • エンターテインメント・コンテンツ関連
    • チケット販売やコンテンツ管理システムなど、エンタメ領域向けソリューション(大阪中之島美術館のチケットシステムなど)

その中で、顔認証技術とHR(勤怠・入退室管理)、エンタメ向けチケッティングを組み合わせたプロダクト群の一つが、顔認証システム「AUTH thru(オースルー)」 です。

「AUTH thru(オースルー)」とは

サービス概要

AUTH thru(オースルー)は、「顔パス」で入退場できる顔認証システムです。
事前に顔写真を登録することで、当日はゲートやタブレット前を通過するだけで、本人確認と入退場が出来る仕組みです。

主に入退場の管理や、本人確認のために使用されており、
・ライブ、イベント会場
・スポーツ大会(マラソンなど)
・オフィス
・会員制施設(フィットネスジムなど)
・アミューズメント施設
などで導入されています。

入退場管理システム「AUTH thru」製品概要
https://www.rococo.co.jp/products/auth/auth-thru

システム構成

AUTH thru(オースルー)を利用した顔認証による本人確認の基本的な仕組みは、以下の通りです。
なお、顔を撮影する機器・端末や入場の方法、エラー発生時の対応方法などは、運営の都合に応じてカスタマイズ可能なため、事例によって異なります。

  • カメラ付きタブレット等で顔を撮影
  • クラウド上の顔認証エンジンが、あらかじめ登録された顔データベースと照合(1:N照合)
  • 認証結果に応じて、ゲート開閉・電気錠解錠・入退場ログ記録・チケット状態更新などを実行

「AUTH thru(オースルー)」のすごさ

AUTH thru(オースルー)はその他の顔認証システムとどう違うのか、どうすごいのか、技術的な面から解説します。

核となる技術「1:N照合方式」

AUTH thru(オースルー)の最大の特徴は、「1:N照合方式」です。
これは、1人の顔データを、あらかじめ登録されている多数の顔データ(N人分)と照合して、瞬時に本人を特定する仕組みです。

つまり、ある名義に紐づけして登録された顔データと、当日来場した人物が同じかどうか(1:1照合)を見るではなく、
チケットの抽選申込をした申込者全員の顔データから、当日来場した人物の一致を探す(1:N照合)という仕組みになっています。

照合方法は、単なる画像比較ではなく、
AIを使って、顔の骨格・輪郭・目鼻の位置などを数値化した「顔特徴量(フェイスベクトル)」を使う点も大きな特徴です。
そのため、髪型やメイク、年齢変化などがあっても高精度な認証が可能となります。

0.3秒で本人特定できるスピードと、99.67%の精度

AUTH thru(オースルー)の強みは、圧倒的な認証スピードの速さと精度の高さです。

速さについては、10万人規模のデータベースに対して、1人あたり約0.3秒で認証可能とされています。
これは、AIによる顔データのマッチング処理を最適化し、クラウドとエッジ(端末側)の両方で分散処理を行う仕組みによって実現しています。
歩きながらでも認証できるとのことなので、ドームなどの数万人規模の入場にも対応可能であると予想されます。

また、認証精度は99.67%以上をうたっており、顔特徴量による照合のため、髪型やメイクにも対応できます。
認証するたびに顔データを自動更新することも可能なため、経年変化にも対応できます。

株式会社ロココが収集した個人情報(顔写真含む)が、このシステムにいつまで保管されるかについては明記がないため、
例えば嵐のラストツアーで登録した情報が、他のジャニーズグループのツアー等で引き継がれる可能性もゼロではありません。
そうなると、経年変化にも対応でき、認証制度はさらに高くなります。

「AUTH thru(オースルー)」の導入実績

スポーツイベント:熊本城マラソン

熊本城マラソンでは、2023年大会から顔認証による本人確認を導入し、2024・2025大会に続き、2026年大会まで4大会連続で採用されています。
約15,000〜16,000人規模のランナーの本人確認を顔認証で実施することで、代理出走(なりすまし)を防止し、受付がスムーズになったと高評価を得ました。

熊本城マラソンで顔認証システムを初導入!非接触でスムーズな本人確認により大会運営に変革をもたらしたAUTH thru
https://www.rococo.co.jp/case/auth-thru-04/

ライブ・エンターテインメント分野

AUTH thru(オースルー)は、今回のSTART Entertainment(ジャニーズ)をはじめ、TOBE関連ライブやラブライブ!、HKT48などの現場で導入されています。

目的は、本人確認の厳格化と不正転売の防止です。
AUTH thru(オースルー)により、チケットの譲渡や名義の貸し借り、複数公演の参加がほぼ不可能となります。

ラブライブ!での導入事例が記事になっています。
<運営側(イープラス)の視点>
ライブ・エンタテインメント向け顔認証システムAUTH thru公演現場でシステムをチューニングしながら運用改善によって、よりよい仕組みに。
https://www.rococo.co.jp/case/auth-thru-03/

<オタク側の視点>
自分名義でないイープラスの顔認証チケットで入場してみた
https://anond.hatelabo.jp/20250612012827

HKT48での導入事例はこちらです。
顔認証「AUTH thru」の認証スピードを評価、ファンサービスが第一のHKT48劇場・コンサートのチケットシステム
https://www.rococo.co.jp/case/auth-thru-02/

フィットネス施設

「ONE PIECE」の世界観をモチーフにした「ONE PIECE FITNESS BragMen」の入退場管理に、AUTH thruが導入されています。

「ONE PIECE」の世界観をモチーフにした「ONE PIECE FITNESS BragMen」に顔認証入退場管理システム『AUTH thru』を導入。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000054716.html?

オフィス

オフィス入室時のセキュリティ強化策として、AUTH thruが導入されています。

顔認証でオフィス入室がとにかく楽に!AUTH thru KEY導入によるセキュリティ対策で、Pマーク基準をクリア
https://www.rococo.co.jp/case/auth-thru-key-04/

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オタク目線で懸念点・リスクを解説!

ジャニーズコンサート・イベントで顔認証システム「AUTH thru」による本人確認が実施されることにより、
オタクたちに実際どんな影響があるのか、むしろメリットより不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
そこで、「AUTH thru」導入によって発生する懸念点やリスクなどを、現時点で想定される範囲で解説します。

複数名義の登録はバレる?複数公演の参戦は可能?

当選確率を上げるため、そして1公演といわず複数回入るため、複数名義を保有しているオタクも多いのではないでしょうか。
まあそれ自体よくないことなのは重々承知なんですけど、背に腹は代えられませんよね~

ということで、顔認証システムが導入されても、保有している自名義以外の名義もフル活用して申し込みたいと考える方も多いと思います。

結論から言うと、自名義以外の申し込みは避けた方が無難であり、
当選しても公演当日にエラーが発生し、スタッフによる本確に飛ばされる可能性が高いです。

先ほど述べたように、「AUTH thru」は「1:N照合方式」です。
これは、1人の顔データを、あらかじめ登録されている多数の顔データ(N人分)と照合して、瞬時に本人を特定する仕組みです。
つまり、ある名義に紐づけして登録された顔データと、当日来場した人物が同じかどうか(1:1照合)を見るではなく、
チケットの抽選申込をした申込者全員の顔データから、当日来場した人物の一致を探す(1:N照合)という仕組みになっています。

複数名義で申し込んで、そのすべてに自分の顔を登録しておけば突破できるのでは?と思われるかもしれませんが、
それをすると、データベースに同じ顔が複数登録されることになります。
照合は1:Nで行われるため、当日顔をかざしたときに、一致する人物が複数ヒットしてしまい、エラーが出る可能性があります
エラーが出ると、スタッフによる本人確認に飛ばされるため、入場できない可能性が高くなります。

このリスクについては、ラブライブ!での実体験ブログが大変参考になります。
https://anond.hatelabo.jp/20250612012827
こちらのブログをざっと要約すると、

  • 他人名義と自名義のチケットを保有
    • 1日目:Xで譲ってもらった他人名義のチケット
    • 2日目:正規に当選した自分名義のチケット
    • いずれも自分の顔写真を登録
  • 1日目は何の問題もなく入場。最後まで楽しんで帰る
  • 2日目、顔認証時にエラー。スタッフによる本人確認をされ、1日目の不正がバレるも、自分名義で本人確認できたため入場。

1日目の不正がバレたのは、1:N照合のためです。
この方は不正がバレても自分名義だったため何とか入場できましたが、
ジャニーズ現場においても入場させてくれるかどうかは運用次第、スタッフ次第です。
最悪の場合、1日目でエラーが出る(データベースに複数一致があるよ!とアラートが出て本確に飛ばされる)可能性もあるので、
複数名義での申し込みや、複数名義に同じ顔写真を登録することは、やめた方が無難です。

以上の話から、顔認証システム「AUTH thru」の導入は、参加上限1人1公演まで」を徹底したいという意図があるように思います。
特に嵐のラストツアーは高額転売が予想されること、また運営側もできる限りファン全員に来てほしいという思いがありそうなので、導入も納得です。

逆に言うと、そこまで倍率が高くない現場では、この顔認証システム「AUTH thru」は使用されないのではないかと思われます。
(オタクが複数回行くことで成り立つ現場、ありますもんね…小声)

ちょっとタチが悪いのが、申し込み時点では、複数名義での申し込みがおそらく可能です
複数名義で申込、同じ顔を複数登録してもおそらく弾かれません。
そのかわり、公演当日の入場時にエラーが出て弾かれる可能性が高いです。
せっかくチケットが当選してうきうきしていたのに、当日痛い目を見る可能性が高いことは頭において、申し込み方を検討した方が良いでしょう。

不正がバレたらどうなる?今後の当落にも影響する?

戦術の通り、顔認証時にエラーが出たり、その後本人確認に飛ばされて不正がバレたら、公演当日に入場できない可能性が高くなります。
このエラーや不正の記録は、その後の別現場の当落や入場に影響するのでしょうか?

結論としては、影響するかはまだ何とも言えません

というのも、株式会社ロココが収集した情報が、このシステムにいつまで・どこまで保管されるかについては明記がないのです。
ちなみに株式会社ロココが保有できる情報として、申し込み時点で「氏名」「メールアドレス」「電話番号」等の個人情報と申込情報、会員情報や顔写真が連携されます。
これに加え、当落結果や来場・未来場の記録、入場当日のエラーログ、不正の有無などの情報も蓄積されます。

例えば、嵐のラストツアーがすべて終了した後に、データがすべて削除されるのであれば、その後の当落や入場への影響はないと考えられます。
しかしツアー終了後も保管される場合は、データが他のジャニーズグループのツアー等でも引き継がれ、当落や入場に影響する可能性はゼロではありません。

プライバシーポリシーの利用目的を見る限り、公演後に株式会社ロココがデータを保管しない可能性が高いですが、明記はないので、定かではありません。
このあたり、今後規約が更新される可能性があるので、引き続き追っていこうと思います!

顔認証でエラーが出たらどうなる?対策は?

顔認証時にエラーが出る理由としては、以下が考えられます。

登録した顔画像に問題がある

  • 不鮮明、解像度が低い、ピンボケしている
  • 正面の顔ではない、顔が一部隠れている
  • 加工アプリで顔を加工している
  • 整形によって顔の造形が変わった
    など

こうしたエラーが出ないように、登録する写真には明るいところで真正面から撮影した、鮮明なものを使用しましょう。
少しでも写りのいい写真を使いたいからと、加工アプリで加工したくなる気持ちをぐっと抑えて、ありのままの写真を使うことを強くおススメします。

また、顔特徴量による照合のため、メイクや髪型による変化は認証可能と思われますが、
整形などで骨格や顔のバランスまで変わった場合には、本人確認が出来ない可能性があります。

当日の見え方・条件による問題

  • マスクやマフラーなどで顔が隠れている
  • 帽子や眼鏡を着用している
  • 髪の毛で顔が隠れている
    など

こうしたエラーが出ないように、顔認証の際はマスクや眼鏡を一旦外すなどしましょう。
また、普段から眼鏡を着用しており、当日も眼鏡で行く予定であれば、登録する写真も眼鏡をしたものを登録するとよいかもしれません。
その場合は、眼鏡のレンズで光が反射しないよう、注意してください。

顔データや情報登録に不備(不正)がある

  • データベースに同じ顔が複数登録されている
    ⇒「複数名義の登録はバレる?複数公演の参戦は可能?」で解説した事例です
  • 登録情報に不備や漏れがある
    など

こうしたエラーの場合は、どう頑張っても機械で本人確認ができないので、スタッフによる本人確認に飛ばされる可能性が高いです。
自名義であり、単純に登録情報に不備があるだけなら入場できると思いますが、
自名義でない場合や、他名義での入場履歴が見つかり不正がバレた場合などは、入場できない場合があります。

ランダムエラーを出している

デジタルチケットでは、特に名義には何の問題もないのに、入場時にエラーが出ることがあります。
これをランダムエラーと呼び、当たってしまった方は抜き打ちで本人確認をされることになります。
おそらく、運営側が本確強化の見せしめとしてやっているのではないかと言われています。

このランダムエラーを、顔認証時にも発生させる可能性があります。
過去に問題を起こした名義などでなければ、出るかどうかは完全に運なので、
出てしまった場合は潔くあきらめて、スタッフによる本人確認に応じてください。

その他運営側の問題

  • カメラ位置が悪い、レンズが曇っている
  • 顔認証エリアが暗すぎる
  • 通信ネットワークが悪い
  • システムのサーバーがダウンする
  • スタッフが端末等の操作や誘導に慣れていない
    など

こうしたエラーは、特にシステム導入初期に多く発生する可能性が高いです。
そのため、最初に導入されるとあたく会では、様々な予期せぬエラーや混乱が起きる可能性があります。
キャパが小さいとあたく会で発生したシステムや運用上の問題を改善のうえ、ドーム規模の嵐のラストツアーで適用すると思われます。
そのため、とあたく会のレポを見て、すべてがそのまま嵐でも同じとは思わない方が良いかもしれません。

いずれにしても、とあたく会での運用方法などはわかり次第記事にまとめる予定ですので、お楽しみに!

登録した顔写真と当日の顔が違いすぎるけど大丈夫?

結論としては、メイクや髪型が違っても問題なく認証できます

照合方法は、単なる画像比較ではなく、
AIを使って、顔の骨格・輪郭・目鼻の位置などを数値化した「顔特徴量(フェイスベクトル)」を使います。
そのため、髪型やメイク、年齢変化などがあっても高精度な認証が可能です。
オタクとしては、現場に行くときの顔の盛れ具合をなめるなよ!普段との落差すごいぞ!と言いたくなりますが、AIはちゃんと見抜いてきますので安心してください。
最近の顔認証の精度はそれくらいすごいです。

ただし、加工アプリで加工しまくった写真を登録していたり、
当日までに骨格やパーツの形や大きさが変わるような整形をした場合は、エラーが出る可能性があります。

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公演の申込~当日入場までの流れ

嵐ラストツアーの予行演習といわれている「とあたく会」での申込手順や、当日の入場の流れは以下の通りです。

<申込~公演前日まで>
①ファンクラブサイトを通じて申し込みを行う
②顔写真登録サイトで、顔写真を登録する
③当落発表。当選したらチケット代を支払う
④公演3日前に、入場に関する案内が届く

<公演当日>
⑤「ご来場に際しての確認事項」にチェックをする
⑥顔認証する
⑦デジタルチケットで入場する

①ファンクラブサイトを通じて申し込みを行う

とあたく会では、代表者もしくは同行者として、1人1回のみ、チケット2枚までとなります。
2公演開催されますが、1名義あたり、代表者または同行者として1公演のみ申込できます。
顔認証システムの仕様などを見る限り、<1人1公演まで>を徹底したいという強い意図がありそうです。

2枚で申込の場合は、同行者情報(氏名、会員番号など)の登録が必要です。
期間中に登録しなければ、申し込みは無効となります。

申込した時点で、氏名・メールアドレス・電話番号等の個人情報および申込情報が、顔認証システム提供元の株式会社ロココに提供されます。

②顔写真登録サイトで、顔写真を登録する

①の申込期間終了後、申込者(2枚で申込の場合は代表者、同行者それぞれ)に、顔写真登録に関する詳細メールが配信されます。
メールに記載の顔写真登録サイトにアクセスし、ファンクラブ会員情報を使ってログインし、期間内に顔写真を登録します。

今回メールは「『とあたく会』サポートセンター」の名前で届いたそうです。かわいいですね♡

また、顔写真登録サイトのドメインは「junior.auth-ticket.net」となっており、とあたく会専用ではなく、他のジュニア現場でも使えそうなものとなっているようです。
また、登録サイトのURLは人によって違うわけではなく共通です。ファンクラブ会員情報を使ってログインします。

この時点で、全公演の申込者(当選者ではない)の情報が、データベースに登録されます。
提供される情報としては、「氏名」「メールアドレス」「電話番号」等の個人情報と申込情報と規約に記載があります。
顔写真登録サイトにはファンクラブ会員情報を使ってログインするので、おそらくファンクラブ会員情報も紐づけされていると思います。

③当落発表。当選したらチケット代を支払う

当選したら、期日までにチケット代を支払います。

④公演3日前に、入場に関する案内が届く

公演3日前に、入場に関する案内がメールで届きます。
内容は、当選席種(指定・着席ブロック・立ち見など)や入場口、入場時間についてです。

公式リセールサービス「RELIFE Ticket」の対象となった場合は、この案内は公演1日前に届きます。

⑤「ご来場に際しての確認事項」にチェックをする

公演当日(厳密には公演の24時間前以降)、「ご来場に際しての確認事項」にチェックをします。
2枚で当選の場合、代表者・同行者共にそれぞれチェックが必要です。
チェック完了前にデジタルチケットのQRコードを表示させてしまうと、当日エラーが出てしまうため、注意です!!

チェック内容は、「当選者本人が来場すること」「席交換などはしないこと」「スタッフから身分証の提示を求められる場合があること」などに同意するよ~、という感じです。

⑥顔認証する

入場時は、まず顔認証を行います。

これまで記載した通り、複数名義で申し込んだ(同じ顔が複数登録されている)場合、ここでエラーが出る可能性があります。
エラーが出た場合は、スタッフによる本人確認に回されると思います。
ここで本人であることが確認できれば入場できるかもしれませんが、どのような対応になるかは運用次第です。

また、上記の様に1公演目はなんとか通過できても、
その顔データに「同じ顔が複数登録されているよ」アラートがすでについているので、2公演目ではほぼ確実にエラーが出ると思われます。

⑦デジタルチケットで入場する

顔認証が突破できれば、いつものようにデジタルチケットのQRコードを端末にかざし、入場です。

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まとめ

ジャニーズの現場で初導入される顔認証システム「AUTH thru」について、解説しました。
顔認証技術やシステム設計はものすごいスピードでアップデートされるので、実際の運用がどのようになるかはまだ分かりませんが、
申込や当日入場時の参考にしていただけると嬉しいです。

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